達夫の蟹工船 その四

高校生活の1年目は自由を謳歌していた。
しかし、2年目になると全てが変わる。

担任の先生に徹底的に嫌われた。
その先生は、体育の先生でもあり、生活指導の先生であった。

最初の方は、強い口調で注意されていたが、私は改めない。
次に、体育教官室で、殴ったり、蹴ったりされて、注意されるが、
達夫は改めない。

最後は、クラスの学級会で、前に立たされて、その先生が
『オレ、こいつみたいなタイプの人間、めっちゃ嫌いやねん』
『こいつ見てるとイライラするねん』
という謎の宣言されて、無視されるようになった。

まぁ、そうだと思う。
進学校に行ってるのに、不良のマネをしてイキってる奴。
いわゆる高校デビュー。

今の僕が見ても嫌いだ。

でも、そのときは、
『嫌われるのは好都合、学校行かなくてもいいや』
と思って、学校に行かなくなった。

正確には、朝は通常通りに、家を出る。
ただ、学校には行かず、喫茶店に行ったり、フラフラ映画を見たりして過ごす。
そして、5時間目か6時間目ぐらいにに学校に行ってから、帰るという感じだ。

そうなると、生活も乱れ、素行も乱れてくる。

タバコは勿論、一日1箱ぐらいは吸うようになっているし、
夜も出歩くようになった。

自分自身の気持ちとしては、表面上は平気だった。
でも、どこか自暴自棄になっていたんだと思う。

大人から否定され、クラスでは孤立して。

そんな現実から逃げ出したい気持ちが心の奥底にあったんだと思う。
だから手を出してしまう。

違法薬物に。

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