専門学校の位置づけ
- 1年以上学習ができること
- 年間の授業時間が800時間以上
- 生徒数が40人以上
で、専門課程がある教育機関であると位置付けられています。
最近、電車のつり革広告などを見ていると、
『大学院大学』という大学名を目にすることがあります。
大学院大学は、大学院のみがある大学を指すそうです。
一般的に知られている大学院は、
大学に付属した教育機関としての大学院ですが、
大学院大学は、大学に付属せず、単独で大学院だけがある教育機関です。
専門性をより高度に修学するのが、大学院大学と位置付けられています。
そのため、専門学校が運営する大学院大学を目にすることがあります。
専門学校で修学した後に
大学・大学院・大学院大学という進路をとる方もおられるとのことです。
専門学校・大学院大学で学んで就職する
2019年に旺文社さんから発表されたデータですと
新規高卒者の大学・短大の進学率は、54.8%で、
専門学校への進学率は、16.3%だそうです。
2018年に文部科学省から発表されたデータですと、
大学・短大卒業後の就職率は、97.6%で、
専門学校卒業後の就職率は、99.6%だそうです。
専門学校への進学率の16.3%は、前年と比較して、0.4ポイントアップ、
専門学校の就職率の99.6%は、前年と比較して、1.9ポイントアップです。
大学の進学率、就職率は、いずれもダウンしているという状況です。
就職するなら、専門学校・大学院大学が強い?
専門学校・大学院大学は、就職に強いと思います。
理由は、いくつかあると思うのですが、
ハタラクヒト的には、2つ理由を考えました。
- スペシャリスト
- 企業との繋がり
一般的な4年生大学では、ジェネラリストを輩出することが多く、
就職する際の焦点が定まらない傾向があります。
専門学校・大学院大学は、スペシャリストを輩出することが多く、
焦点の定まった就職活動ができるので、就職する割合が高くなると考えられます。
かつて、福沢諭吉は『学商』と揶揄されたことがあるそうです。
大学は学問を修める場であって、企業と手を繋ぐことに抵抗感があったのだと思います。
しかし専門学校・大学院大学は、その成り立ちから
就職することを優先するために学問を修めるという考えを持つ学校が多く、
企業と手を繋ぐことで、就職する割合を高くしていると考えれます。
教育の在り方は、これから先、多くの変化があると思います。
ただ、ここ数年において、就職するという観点で、将来設計をした場合、
専門学校・大学院大学で学ぶことは、有意義ではないかと思います。
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mohamed HassanによるPixabayからの画像